無料でできる宝くじ - IPO投資
まめです。
人気のため、抽選になっていて当選するとかなりの確率で利益が得られるIPO投資について紹介します。
抽選に外れても資金は減らないので、「無料の宝くじ」という言われたりしますが、宝くじよりも確率は高いです。解説をしていきます。
IPO-新規公開株とは
未上場会社が証券取引所に公開され、株を自由に売り買いできるようになることを上場する、と言いますが、
IPO:Initial Public Offering 新規公開株(新規上場株)とは、その新規で上場する企業の株のことを言います。
上場するとなぜ利益が出るかというと、
IPOの流れ
①上場前の公募価格:株の価格を仮設定(低めの設定)
↓
②事前に買いたい人を募集 (ブックビルディング)
↓
③上場(公開):企業への期待値で株が売買され、多くの場合、初値は値上がりする。
IPO投資というのは、②に応募して当選したら、株を購入し、③で売るという投資方法です。
値が上がることがわかっているため、抽選になることが多く、人気の投資方法になっています。
抽選に外れた場合、単純に投資することができなかった、となるため自分の資金は減りません。そのため何度でも抽選に応募することができることが、メリットです。
チケットがとりにくい人気のアーティストのコンサートや、イベントの抽選に応募するようなイメージです。
■メリット
・抽選に応募するだけなので、難しいスキルや知識は不要。
・抽選に外れても、資金は減らないため、リスクなしで何度でも応募できる。
・当選すればかなりの確率で利益をとれる。
・評価の高い企業にのみ応募すれば、損失のリスクがおさえられる。
・宝くじより当選確率が高い。
■デメリット
・証券会社によっては応募前に入金しておかなければならず、資金を事前に用意が必要。
・当選するまで資産は増えないので、コツコツ増やすタイプの投資ではない。
IPOの当選確率
IPOに応募して当選する確率はどれくらいでしょうか。
IPOを専門にしている投資家の情報によると、おおむね1%~2%の確率で当選する感覚のようです。年間90前後のIPOがあり、その中で厳選して複数口応募することで、年に数回~十数回 当選するような期待値です。ちなみに宝くじの確率はこちら。
くじ | 当選確率 | % |
---|---|---|
ジャンボ宝くじ 1等(5億円) | 1000万分の1 | 0.00001 % |
年末ジャンボ宝くじ 1等(7億円) | 2000万分の1 | 0.000005 % |
ドリームジャンボ 3等(100万円) | 14万分の1 | 0.0007% |
ロト6 3等(30万円) | 2万8000分の1 | 0.004% |
IPOのほうが確率が高いうえに、抽選はずれても資金が減らないので、間違いなくお得と言えます。
(驚異の勝率 89%, 最高61万) 2023年上期(1月~6月) のIPO結果
2022年上期のIPOの実績は、下記のようになりました。すべてに当選した場合の勝率と損益の情報です。
かなりの確率というのがわかるかと思います。
ランクA,Bだけみると勝率100%(でした)
当選しても企業によっては値下がりする場合もあります。これを避ける手はないでしょうか。
上場する企業がたくさんありますが、さらに企業の事業成長性・健全性・人気度などで、いろいろなIPO投資・評論家が上場前にランク付けをしています。
ランク S・A・B・C・Dのように分類されますが、C、Dの低めの評価の企業はそれほど値上がりしなかったり、逆に値下がりして損失が出たりすることがあります。そこで、抽選に応募するときはランクB以上のものに応募することをオススメします。
上述した2023年 上期の企業のうちランクA・Bのみに絞ってみると、勝率100%になります。
(2022年1年間のランクA・BのみのIPO勝率は94%でした。)
IPOのはじめ方
IPO始めたい人は以下のステップで進めましょう。
IPOのはじめ方
- 証券口座を開く
- 新規公開株の情報とスケジュールを確認する
- 応募期間に応募する。
- 当選したら上場日まで待つ
- 上場日に売って利益を確定する
1.証券口座を開く
IPOは証券会社から申し込みができます。まだ持っていない人は証券会社の口座を開きましょう。
つみたてNISAをやっている人は、普段使っている証券会社でIPOがあれば、それを使って申し込めます。
-
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IPOが抽選という性質のため当選確率をあげる方法として、
- IPOに当選しやすい証券会社から応募する
- 複数の証券会社の口座をもち、そこから応募して確率を上げる。
などの方法があります。攻略方法については、こちらの記事でまとめているのでぜひ後からチェックをお願いします。
➡ IPOの当選確率を上げる方法 - 2 攻略法まとめ / おすすめの証券会社 比較
2.新規公開株の情報とスケジュールを確認する
IPOのスケジュールが各証券会社のIPOページに載ってくるので、応募できる期間とどんな企業かを確認します。
企業のIPO評価のランクについては、IPO投資家・評論家の情報を参考にします。
3.応募する
下の図は参考ですが、SBI証券でIPOページのIPO募集の例です。
項目 | 内容 |
ブックビル期間 | 応募期間 |
申込 | ここから申し込みする。 |
仮条件 | 上場前に購入する株価の価格。100株単位が多いので価格*100が最低金額になる。10万円~が多い。 |
抽選結果 | 当落を確認できる日時 |
購入意思表示期限 | 当選しても購入を辞退する場合の期限 |
上場日 | 上場する日。(この日に売却。9時から開始だが、9時より前に売り注文を予約しておけば、9時のタイミング見ている必要はない。) |
3.抽選結果を確認する
抽選結果が確認できる日時以降で結果を確認し、当選した場合、購入確定します。落選した場合は、また次回挑戦します。
購入時、証券口座によりますが、NISA口座で購入することもできます。その場合売却後の利益に税金がかかりません。
5.上場後売って利益を確定する
上場日の9時から株式が公開され、9時か株の売り買いが始まり、公開後最初の値段(初値)がつきます。
人気の企業はそこからさらにどんどん値が上がっていく場合もあるが、初値をピークに値下がりしてしまう企業も多く、予想は難しいので、基本は初値で売るように売り注文の予約を9時前にしておくのが無難な方法です。
以上がIPO株の概要でした。攻略法のページにおすすめの証券会社を記載しているので、ぜひチェックしてみてください。